【二日市温泉・大丸別荘宿泊記】博多から電車で15分。大正レトロな温泉旅館に女一人旅

2020年１月に二日市温泉にある大丸別荘に宿泊しました。吉永小百合さんをはじめ数々の著名人が宿泊した伝統ある老舗温泉旅館で最高の休日を過ごすことができたので紹介します。

大丸別荘を選んだ理由

私が大丸別荘に宿泊することに決めた理由は以下の３つ。

元々福岡に行ったのは舞台を観るために行きました。舞台が15時過ぎには終わってしまうため、せっかくだから温泉に行きたいと考えたのがきっかけです。博多から電車で15分というアクセス抜群の立地。

そして温泉宿を探すうえで意外と問題になるのが一人旅受け入れ問題（笑）最近は一人温泉旅をする方が増えてきたので一人旅プランのある旅館は増えましたが、休日に宿泊できるところはまだまだ少ないです…。そして食事の時にまわりが気にならない部屋食または個室職は必須条件。この条件を大丸別荘さんは満たしていたので迷わずここに決めました。

二日市温泉とは

万葉集にも詠われたことのある歴史ある温泉です。アルカリ単純ラジウム温泉でラドンを多く含み、美肌の湯と言われています。

大丸別荘へのアクセス

〒818-0058　福岡県筑紫野市湯町１丁目20－1

○博多駅より　JR快速で15分→JR二日市駅より徒歩１０分（タクシー５分）

○福岡空港より　高速バスで25分→筑紫野バス停より徒歩３分

宿泊記

実際に宿泊したときの様子を詳しくお伝えします。

チェックイン

[jin_icon_bulb color=”#e9546b” size=”21px”]大丸別荘はチェックイン15：00(最終24：00)　チェックアウト11：00です。

フロントでの手続きは簡単なものだけ。夕食の時間など詳しい説明は客室で受けます。仲居さんから館内の案内を聞きながら客室へ。

客室

大丸別荘の客室について

大丸別荘には大正亭・平安亭・昭和亭の３種類の宿泊棟と離れがあり、全部で４１の客室があります。

大正亭	大正７年建築。伝統的な日本旅館。専用の家族風呂あり。
平安亭	平成元年建築。スタンダードな客室。
昭和亭	昭和45年建築。田舎風の部屋。広すぎず一人旅にもおすすめ。
離れ　蓮魚庵	一戸建ての離れ。

今回はせっかくなので少し贅沢をして大正亭に宿泊しました。なぜなら専用の家族風呂に入りたかったから！宿のホームページなどをみていて家族風呂の雰囲気がとても良さそうだったので大正亭への宿泊一択でした。

館内図です。フロントに近いのは昭和亭や平安亭。大正亭は少し離れています。

宿泊した大正亭の客室・雲井

私は大正亭の雲井という客室に宿泊しました。

寒い日だったのでこたつが嬉しい！

二間続きの客室。食事はこの部屋でいただきました。

大丸別荘オリジナルのお茶菓子。お茶とともにいただきます。

 

大丸別荘の良かった点の一つが部屋からの眺めが素晴らしいこと！大丸別荘には3500坪もある回遊式庭園があり、客室から眺めることができます。天気も良かったので緑と青空が気持ちよく、縁側に座って庭園を眺めながら読書をしたりお茶をいただくことができ至福の時間でした…♡

冷蔵庫の近くにはポット類が。冷蔵庫内のドリンク、なんとソフトドリンクが全て100円でした。や、安い…！

アメニティや浴衣類。

洗面所と部屋の浴室です。このタイル張りが歴史を感じる造りで好きです。

シャンプー類。大浴場のシャンプー類も同じものでした。

温泉

こたつでぬくぬくして一休みしたら早速浴場へ行ってみます！

[jin_icon_bulb color=”#e9546b” size=”21px”]大丸別荘の浴場は３種類！

大浴場と家族湯(貸切風呂)が２つです。家族湯は大正亭宿泊者しか利用できません。

家族湯は特に予約は必要なく、空いていれば入り放題です！使用中の札を入り口にかけて入浴します。

家族湯（芦の湯）

今回一番気に入った浴場です。貸切湯にしてはとっても広い！一人には贅沢すぎます。手前と奥で浴槽が二つあり、お湯の温度が異なります。

浴室内にはこのような説明書きが。私はまず温湯へ。身体が温まったらぬる湯でのんびりして、最後にもう一度温湯につかってからあがりました。このぬる湯が特に気持ちよくていつまでも入っていられるちょうどいい温度。幸せでした♡

家族湯（水心の湯）

こちらの湯も広い！ガラス張りが大きいので、太陽の光を浴びながら入浴するのがお気持ちい。昼間一度入浴しておくことをおすすめします。天井の感じとかレトロな雰囲気がたまりません。

大浴場

大浴場は全宿泊者が行けるので、一度違う建物へ移動します。大正亭からは少し距離がありました。

撮影ができなかったので部屋にあったガイドの写真を。こちらもガラス張りが素敵なお風呂でした。私は夜しか行かなかったのですが、昼間も行けば良かったです。

大浴場で面白かったのが浴槽の造り。一部水深90cmのところがあり立ち湯になっています。

脱衣所は人がいないタイミングで撮影させていただきました。基本的なアメニティは完備されています。

館内施設

館内を少し探検。

大正亭家族湯近くの休憩スペース。さっきからガラス張りを連呼していてしつこいですが、ここもガラス張りで気持ちがいいです(笑)

大正亭にはラウンジがありコーヒーやお茶をいつでも自由に飲むことができました。

廊下。今まで宿泊した著名人のサインが多数あります。

外の道を通って大浴場がある宿泊棟に行けます。庭園が綺麗でした。

夕食

いよいよ夕食の時間、私の一番大好きな時間です♡笑

 

 

自家製梅酒を注文しました。お風呂上がりの豪華な夕食とお酒、最高！

 

八寸。鮑やあん肝、馬刺しなど贅沢食材の数々。手前にある干し柿バターが珍しくて美味しかったです。

 

お椀。ピーナッツ豆腐やうずらの鳥団子など珍しい一品。ピーナッツ豆腐濃厚な味で好みでした。

箸休めのスッポンあんと焼物の蟹グラタン。スッポン久しぶりに食べました。高級食材がたくさん出てくることにびっくり。

青豆ごはん、香の物、お椀。お米×香の物×お味噌汁って一番最強の組み合わせだと思っているので、これが美味しい旅館に宿泊できると嬉しいです。

デザートはフルーツとぜんざい。冬なので暖かいデザート嬉しいです。

美味しくて大満足の夕食でした！

夕食を食べている間に仲居さんが布団の準備をしてくれます。夕食をいただく部屋とは別の部屋（こたつがあった部屋）に用意してくれます。どうしても食事の匂いが部屋に残ってしまうので、別の部屋が寝室になるのは嬉しいです。

朝食

朝食の時間です。早く起きて朝風呂にも行ったので目覚めはばっちり。

基本的な内容ですが、品数が多くて嬉しいです。小鉢のおかずが美味しくごはんをおかわりしてしまいました。

チェックアウトが11：00と少し遅いので、朝食後にゆっくりできるのが良かったです。

まとめ

大丸別荘を紹介しました。大正レトロの格式ある老舗旅館。建物は古いながらも清掃が行き届いており快適に過ごすことができました。家族湯を楽しみに訪問しましたが、期待以上に素晴らしかったので宿泊するなら絶対に大正亭がおすすめです！

博多からのアクセスが良く、一人旅でもグループでも宿泊できるので使い勝手のいい宿でした。また福岡に行くときは宿泊するつもりです。