【モンサンミッシェル】日帰りよりも宿泊がおすすめ!3回訪問した私が絶対に島内宿泊を勧める理由

海外旅行が大好きで多くの国に行きましたが、一番感動した場所を聞かれたら迷いなくモンサンミッシェルと答えます。その素晴らしさに感動しすぎた結果、なんと2年の間に3回もモンサンミッシェルに行きました(笑)なぜそこまでモンサンミッシェルに感動したのか考えてみたところ、初めてのモンサンミッシェルで島内宿泊をしたから、という結論に至りました。1回目は一人旅で島内宿泊。2回目は友達と日帰りのオプショナルツアーに参加。3回目は家族で島内宿泊しました。3回行った今考えてみると、もし初めて行くモンサンミッシェルが日帰りだったらここまで魅了されていなかったかもしれません。もちろん日帰りでもとても楽しく、素晴らしさに感動します!でも夜の静けさや、その静けさからくる言葉では言い表せない神聖さは宿泊するからこそ経験できるものでした。これからモンサンミッシェルに行く方へ絶対に宿泊をおすすめしたいので、宿泊記とともにその魅力について熱く語ります!!!

目次

モンサンミッシェルに行く方法

モンサンミッシェルに行く主な方法は3つ。
日帰りツアー
オプショナルツアーの送迎サービス
公共交通機関(電車+バス)

それぞれのメリット、デメリットについて紹介します。

日帰りツアーについて

[box04 title=”日帰りツアーのメリット”]・1日でモンサンミッシェルに行ける

・日本語ガイド同行

・ツアーに寄ってはノルマンディー地方の村に立ち寄りがある[/box04]

特にノルマンディー地方の小さな村に行けるのはとても楽しいです!行く場所は曜日やツアーに寄って変わるようで、私たちはブブロン村に行きました。15分もあればまわれる小さくて可愛らしい村でした。モンサンミッシェルともパリとも雰囲気が違うので楽しかったです。

ブブロン村の街並み

[box05 title=”日帰りツアーのデメリット”]・滞在時間が短い[/box05]

まずは日帰りツアーのスケジュールについて紹介します。私が参加したツアーのスケジュールは以下の通り。大体どのツアーもこれに近いスケジュールだと思います。

7:10パリ発→9:40ノルマンディー地方の村到着

40分自由行動

10:20ノルマンディー地方の村出発→12:40モンサンミッシェル到着

3時間自由行動(ランチタイム含む)

15:40モンサンミッシェル発→20:40パリ着

なんと往復10時間かけて滞在時間3時間!!!せっかく素晴らしい世界遺産に行くのに3時間。しかもこの3時間でモンサンミッシェル修道院、ランチ、買い物全部済まさなきゃいけない超ハードスケジュール…。ランチの時間が決まっていたので広い修道院はメインのところ以外は立ち止まらずに歩いて終了。買い物もツアー客でレジが大混雑していたため、何も買えませんでした。ただ買い物についてはバスの中でもお土産の販売はありました。

オプショナルツアー会社の送迎サービス

オプショナルツアー会社のベルトラでは宿泊者を対象とした送迎サービスがあります。

【パリ→モンサンミッシェル】

7:10集合→12:45モンサンミッシェル着(途中オンフルール散策30分あり)

【モンサンミッシェル→パリ】

16:45集合→21:20パリ着

 

[box04 title=”送迎サービスのメリット”]・日本語ガイド同行

・片道だけの予約が可能

・ノルマンディー地方の港町、オンフルールへの立ち寄りあり[/box04]

行きだけ、または帰りだけで予約ができるので予定がたてやすいです。行きのみオンフルールという港町への立ち寄りがあるので、少しだけ観光することができます。

[box05 title=”送迎サービスのデメリット”]・滞在時間が長い[/box05]

帰りのバスが16:50発なので1日目と合わせてかなり時間があります。モンサンミッシェル島内は1日目でほとんどまわれると思うので、2日目のチェックアウト後、時間を持て余してしまうかもしれません。

公共交通機関利用(電車+バス)

[box04 title=”公共交通機関のメリット”]・値段が安い

・所要時間が短い

・本数が多い[/box04]

高速電車に乗れば3時間半ほどの所要時間で行けます。また本数も電車、バスともに1日に何本かあるのでスケジュールも組みやすいです。チケットの値段は時期によって変動しますが、オフシーズンはかなり安い料金で行ける場合も。

[box05 title=”公共交通機関のデメリット”]・自分でチケットの手配が必要

・電車からバスへの乗り継ぎが必要[/box05]

フランス語または英語のサイトで自分でチケットを購入する必要があります。また電車からバスへの乗り継ぎが必要です。私は初めてモンサンミッシェルに行った時は公共交通機関を利用しました。乗り継ぎがうまくいくか不安でしたが、特に問題はなかったです。お金と時間をとるなら公共交通機関はおすすめです。

Flix Busという会社から高速バスも運行されています。こちらは特に立ち寄り場所はなく送迎のみ、ガイドなどもない為安いです。本数は行き帰り1日1本ずつ。時間はベルトラの送迎ツアーと同じような時間帯です。

 

私が1番おすすめの行き方!

上記を踏まえて私のおすすめのモンサンミッシェルへの行き方をお伝えします。

行き→送迎ツアーでパリからモンサンミッシェルへ。

帰り→公共交通機関でモンサンミッシェルからパリへ。

この行き方にすると行きはオンフルール観光ができ、帰りはチェックアウト後すぐ移動したため午後からはパリ観光ができます!3回目は実際にこの方法で行ってきたので、宿泊記とともに紹介します。

宿泊記

パリ市内にあるツアー会社に集合、バスに乗り込んで出発です。2時間半ほどでオンフルールに到着です。

オンフルールの港 オンフルールの港 オンフルールのクリスマス飾り オンフルールの街並み

オンフルールはノルマンディー地方の港町です。港に並ぶ船を見るとパリとは違う場所に来てることを実感します。クリスマスの飾りもありました。30分ほど観光したらいよいよモンサンミッシェルへ。車窓からモンサンミッシェルが見えると車内のテンションもあがります!いよいよモンサンミッシェルに到着です!

モンサンミッシェル

片道のみの送迎予約だったため、ここからは完全に自由行動です。荷物もあるのでまずは宿にチェックインします。今回泊まる宿はオーベルジュ・サンピエール(Auberge Saint Pierre)。同じ名前のレストランも経営しており、レストラン内にフロントがあります。宿泊する部屋は別の場所にあるので、チェックイン後にホテルの方に案内してもらいます。

モンサンミッシェルは細い道や階段、坂が多いです。特に島内のホテルの部屋は島の上のほうにあることが多いのでスーツケースなどの大きい荷物は預けましょう。私たちはパリのホテルに預けました。

THEヨーロッパなベッドルームやバスルーム。可愛い!こんな部屋に住みたい!

窓からは干潟が。部屋がかなり高い位置にあります。日本にはないヨーロッパらしい雰囲気の素敵な部屋にとてもテンションがあがりました♡

一息ついたらモンサンミッシェル修道院へ。日帰りツアーの時は時間がなく駆け足でまわりましたが、今回はオーディオガイドを聞きながらまわります。オーディオガイドを全て聞きながら見学したので2時間半ほどかかりました。ギフトショップでお土産に大天使ミカエルグッズを購入しました。商品の数はけっこう多いと思います。

モンサンミッシェル島内には修道院とは別にサンピエール教会という小さな教会があります。入り口にはジャンヌダルク像があります。

夕食はLa Croix Blancheという店で食べました。前菜、メイン、デザートを選んで28ユーロでした。

モンサンミッシェルのムール貝 モンサンミッシェルのレストラン モンサンミッシェルのレストラン

前菜はノルマンディー名物のムール貝。味付けに白ワインかクリームを選べます。写真は一人分の量です!量が多すぎてびっくりしたんですが、美味しかったのでぺろりと食べられちゃいました(笑) メインはステーキ、デザートはノルマンディー風のりんごのタルトです。

夕食の後、ライトアップされたモンサンミッシェルの全景を見るためにシャトルバスで対岸のほうへ。シャトルバスは早朝6時頃~深夜1時頃まで10~15分間隔で運行しているようですが、時間や時期にもよるようです。夜景をみて帰ろうと思ったら30分もバスが来ず寒すぎて大変でした…(笑)

朝4時ごろモンサンミッシェルと星空を撮影するためにひとりでカメラを持って出発。バスも動いてないので対岸ではなく干潟ぎりぎりのところで撮影してみました。

モンサンミッシェルと星空

実は星空撮影はこの日が初めて。というか4時に思い立ってそこで星空を撮影する場合の設定方法をネットで調べたレベルです(笑)即席の知識にしては割と星が写ったので嬉しかったです。夜景、もっとちゃんと勉強したい。でもとりあえず本っ当に楽しく撮影できました。波の音しか聞こえない干潟に私一人。目の前にはモンサンミッシェル。これが宿泊する醍醐味だなあ、ああ幸せだなあとしみじみ。いつまでも見てたい・・・

ちなみに冬にモンサンミッシェルに行く場合は絶対に耳あて必須です!初めて行った時も冬だったのですが、その時は耳あてがなく寒さからくるあまりの耳の痛さに外に長時間外にいれませんでした。

ホテルへの帰り道でも撮影。島内を歩いているのが私だけ。昼間は観光客でごった返す島内も日帰りの観光客は帰ってしまうので人がかなり少なくなります。

ゴミが道に出されている生活感溢れた写真、お気に入りです(笑)

この先の道を進むと宿泊している部屋があります。狭くて暗くて冒険してる気分。

部屋の窓から見えた朝焼けもとても綺麗でした。

だんだん明るくなってきます。ずっとここで暮らしたい・・・。

このあと10時にチェックアウトしてモンサンミッシェルを後にしました。離れた途端また行きたくなります。やっぱりモンサンミッシェル大好きです!とても思い出に残る2日間でした。

まとめ

モンサンミッシェルの島内宿泊について詳しく解説しました。人のいないモンサンミッシェル、夜景、朝焼けなど宿泊した人しか見れない美しい景色がたくさんあります。しかも世界遺産に宿泊というなかなかできない経験ができます!ブログを書きながら、ああ楽しかったなあと色々と思い出してモンサンミッシェルロスです(笑)時間に余裕がある場合は島内宿泊をぜひ検討してみてください。

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